防衛省と環境省が争っていた。
・・・と思っていたら、それはただの初見の感想で、
結局はポッキーゲームとかしてウハウハだった。
・・・と思っていたら、都心には妖怪が出現するようになった。
目に見えない妖怪、残留思念、そういったものはもしかしたらお役人さんが仕事で倒してくれてるのかもしれません。
というおはなし。
友達に薦められて見たらかなり面白い。ウハウハ。うは。眠い。
時の流れの速さを実感します。
去年の今頃は何してたろう。
始業式、あるいは、卒業式
旅立ち、あるいは、別れ
いろんなことが起きます
しかしそれは人によってまちまちなのです。
しかし人間にとって「時間」だけは常に平等でありつづけます。
という強引な引っ張りですが、
「TIME TO GO」ということで。
この言葉の意味はまた後々にするとして。
このアルバム、もう飽きすぎて環境音に感じるぐらい聴きました。
音楽を聴く人なら、1枚ぐらいは”耳が腐るほど聴いたCD”というのはあるとおもいますが
ぼかぁの場合、これがそれです。
今更語ることすら無いぐらいのアルバムですが。何でか、急に頭に。
雑多なレビューは見る側としてもちくしょーなんだこれーなんで、ピックアップ形式で。
- 1.「WHY」(6曲目)
- 一時期病的に聴いていた曲。
シングル「BLUE BE-BOP」のc/wだったんですが。c/wがアルバム収録されるというのは、RIPとしては珍しくない。そして収録されるc/wはどれもすばらしい。
この曲も例外ではなく、ノイズ混じりのアコギ音からはじまって、あとはドラムサウンドなどが、アコギ音を邪魔しない程度に入るぐらい。RIPにしてはトラックは非常にシンプル。
それに乗せる歌詞も、非常に卒の無い。
こうやって文字で書き起こしたけど、一番言い表しやすいのが「ただ切ない」それだけ。
アルバムのジャケットの雰囲気に沿ってる感じで、解釈してもらえれば。
- 2.「ミニッツ・メイド」(7曲目)
- このアルバムの特徴として、曲のメリハリが激しいということ。
WHYが病んだ静けさなら、この”ミニッツ・メイド”は明る・・というわけでもなく、けだるさをあらわした曲。
作曲はDJ FUMIYAらしい可愛らしいビットサウンド&ギターカッティングサウンド。
(ちなみにこのアルバムと次の4thアルバム『MASTERPIECE』を以って、音作りが変わりました。4thからは生音多様)
歌詞はといえば、レコーディングの時間や様子、収録地を歌詞にしてみたり。意味なんてもちろんない。しかもPES(MC)遅刻で欠席だし。
いったい歌詞とはなんなのか。彼らの場合、”ノリ”と”音に乗せる”ということが最優先されるんじゃないかと、そう思います。
曲だけ聴くと”かわいらしい”という印象で落ち着くねー。コミカルともいう。
- 3.「FROG」→「虹」(13曲目・14曲目)
- なんと二曲セットで考えます。こんな考え、ぼかぁしかしてない。気付いたんですが、このFROGという曲、インスト(無声)なんですが、タイトルからもわかる通り、しっとりーとしたじめじめーとしたサウンドが続きます。
しかもわずか1分。
で、続くのが「虹」
何か気付かないですか?
そう、「雨、蛙、そして虹」つながってます。見事に、繋がってます。
これはもはやインストではなくブリッジ(橋渡し)的存在!
「虹」はちゃんとした曲ですが。イプサム(懐かしい!)のCMソングに抜擢されてました。されてましたってとこが時代を感じるねそうだね。
冒頭は、軽いトランペットの単音が並ぶ
曲全体では、響く華麗なアコギサウンド、それを邪魔しないドラムサウンド
全体的に、爽やか。サビなんて
「雨上がり 昼下がり 晴れた空に虹がかり
上昇(気流) 上々(気分)もう当分は降らなそう」
爽やかMAXだぜちくしょう。
ぼかぁとしてはRIPはトラック(作曲)もかなり好きですが、歌詞ももっと注目されるべき。もっとみて。(無音)パパパパッ。
- 4.TIME TO GO(15曲目)
- 何度聴いただろうか。
時間は過ぎ去るし取り返せない、それってむなしい。
そんなむなしさを曲にしたらもっとむなしいものになった。
この謎のカウボーイ風ジャケット、どことなく切なさが出ているのわかりますか。youknow?
これに負けず劣らずのお涙頂戴ってことで。
さすが表題曲、気合入ってる。
さあみんなで言おう
「サとヨとナとラ」これじゃレビューになってないや。
そんなアルバム。
個人的には”MASTERPIECE"より「マスターピース(傑作)」だと思うんですが、
実はどのアルバムも完成度が高いので比較はできない。
困ったもんだよ。
一時期ちょっと聞くのをやめてたら、また無性に聴きたくなっちゃった。
よくある。
くやしいことがあったときに、車の中でプレイヤーで曲のほうの"Time To Go"よく聴いてました。
さらに落ち込むという。