I saw the light.
─ 光を、見つけた。
そんなアルバムだった。という感想。

■スカイウォーカーチルドレン
「ジェダイになりたかったんだ…」
■Love your life
「愛されている 君は確かに 愛されているから」
■Seth
「色鮮やかに舞って、光豊かに散って…」
■Home way
「I way to home, to home, to home....」
そんな歌詞がでてくるように、
石田さんのパーソナルヒストリーを聞いているかのような
そんな、"心温まる"世界観を見せつける一面、
■ブラックバード
■You may be...
■Slow ride
といった、ELECTROCKS然りの、
ギターが唸る"心揺さぶる"サウンドを見せつける一面、
■I saw the light.
往年の名曲をカバーしちゃったり。
そんな二面性を感じ取った、アルバム。
FINALIZER(Scudelia Electro解散ライヴ)時に、
石田ショーキチが、これからもソロ活動は続けていきたいという発言をした矢先
「でもネタ切れなんだよなぁ…」
と、思わず本音。
しかし出たアルバムは、マスターピースであった。
このアルバムは、ELECTROCKSに似ている。
雰囲気も似ていれば、
インタールードの侘び寂びというか、静けさも似ていた。
以前石田ショーキチのソロインタビューページをみてたら、
「5er!あたりから、作風が変わってきた」
と言っていたように、確かに5er!からは、
”安定した上手さ・メロディ”が多かった気がしたし、
まあだからこそ、ELECTROCKSは全ての曲が耳に残ってくれたわけだけど、
そんな中でこのアルバムは、SEの頃では表現できなかった、
石田ショーキチの出したいサウンドと、歌いたい歌詞がいっぺんに襲いかかってきた。
「なんだ、全然ネタギレじゃないじゃない」
聞いて良かったと思えるアルバムに
出会えて良かったと。
最後に。
Yes I will...に引き続き、
You may be...にて追悼を捧げられたzoe.さんのご冥福をお祈りします。
そんな10月7日。
奇跡は、起きる。