いつか復活するぜ!
  • 2010年12月31日
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    ALBUM TOP 10 in 2010

    シンプルにやります。
    ↑にやり

    【過去の記事】 [2008] [2009]

    このように毎年アルバム(シングルも含んでたり)の感想を述べることができるのは
    未だに音楽を愛し続けているからだと確信しております。喜ばしいことだと思います。
    そしてその1年間確かに生きてきたことの証でもあると思います。ありがとうございます。いきます。

    No.10 TOKYO GROOVE /HALCALI (2010/05/26)
    待望の、3年ぶりぐらいのHALCALIのアルバムでした。
    これまでのHALCALIとは違う、やや大人びた歌詞と女子からの共感を集めるようなリリックが多く、HALCALIのこれまでの「おつかれサマ~」的な雰囲気は薄れる。
    先行シングルでは「LONG KISS GOOD BYE」が好きでしたけど他のシングルがそれほど来なかったので結構不安でした。BOSE(スチャダラパー)が参加した「ENDLESS NIGHT」もシングルカットされてたけどやや肩透かし。
    そんな中でも「ZIG ZAG SATURDAY NIGHT」は結構好きですけど。
    録り直した結果よくなった曲だとか。結構HALCALIらしさがでてるんで。

    こちらのCD、実は2枚組でもう1枚はカバーアルバム。
    T1SSが参加した「今夜はブギーバック」ぐらいしか、ローテしてませんけど。


    No.9 GOOD TIMES /RIP SLYME (2010/08/04)
    ベストアルバムですけど選びました。
    ベストアルバムのみに収録してる曲「GOOD TIMES」「SCAR」「星に願いを」が聴いてて落ち着く。初めてRIP SLYMEを良いと思った「BLUE BE BOP」以来の感動だった。
    2004年からDJ FUMIYAが療養期間を設けてからの2006年の活動に、一時期ファンを止めそうになったけど結局ここに戻ってくるんだと再確認できたベストアルバム。
    なんだかんだでやっぱFUMIYAのトラックはキャッチーでオリジナリティ溢れてるし4MCのラップもタイトで聴いてて気持ちいい。特にRYO-Zは衰え知らずのスキルを持ってる。インディーズの勢いをまだそのまま持ってる感じ。
    まだまだ解散はないと確信できた、これからも聴き続けよう。
    今月にはカップリング集のベスト「BAD TIMES」も発売されました。RIPはc/wも良いので是非オススメ。また別の味があるので。
    ボーナストラックには砂原良徳によるGOOD TIMESのREMIX(?)も収録。


    No.8 マジックディスク /ASIAN KUNG-FU GENERATION (2010/06/23)
    おそらく世間一般での評価は高いであろうアルバム。
    確かに今までとはまた別の、新しいアジカンを押し出せたアルバム。
    しかし私、このアルバムを今年2回ぐらいしか通して聞いていません。曲単位でも「迷子犬と雨のビート」を何度かループして聞いたぐらいなんです。
    何があったんでしょうか。
    いやおそらく…音楽の趣向が変わったからだと思います。今よく聴くのはHIPHOPよろしくのサンプリングされたループビートや、テクノ(主にミニマルやアシッド)中心。そればかり聞いてると、アジカンのような純粋なロック(純粋ではないけれど)はもうハマらなくなったのかな?と思った、
    通して聞いて、音の面では変化があったと思ったけど、そう、思っただけ。実質はやはり従来のアジカンのままです。なのでこれから時間をかけて聴いていきたいな。


    No.7 Sing All Love /茅原実里 (2010/02/17)
    歌手で声優の茅原実里のアルバム、
    ポップスでいえば今年はこれぐらいしか聞いてない、そもそも私はポップスというジャンルの狭義がわかりません。でもこのアルバムをジャンル分けする際「Pops」としました。というかそれ以外思いつかない。
    なぜなら前作の「Parade」よりもサウンドの幅が多岐に渡っているから。ロック調だったりポップだったりバラードぽかったり軽くテクノぽかったり。でもそれは全て茅原実里が歌いやすいよう、あくまで「調」程度。ポップスの範疇です。
    収録曲も結構多く、シングルカットしたものは全て入ってます。
    そんな中でもなぜか好きなのが最後から2番目の曲「Perfect energy」、アルバムもクライマックスになるにつれしんみりとしてくる中に、突然ポップなロック調サウンド。しかしなんか、切ないサビ。歌ってることも素敵でたまーに聞きたくなる。
    そういえばこの歌唱法、なんかコブシが効いてるような気がする。


    No.6 MERRY GO ROUND JAILHOUSE /Serani Poji (2010/03/03)
    安心感というよりドロドロ感。まさにジェル。
    seranipojiがやっとこさ出してくれた4枚目のアルバム。それまで「冬眠」として活動休止していたのが、ついに今年活動再開!と思いきや、まさかのヴォーカル"も"ササキトモコだったのでびっくり。ソロプロジェクトとなりました。
    どんなのかなとアルバム発売前にMySpaceで公開されてた「ヒーローたちへ(Dear Herosの元題)」を視聴したところ、アラ、いい。
    そんなわけで期待して聞いてみると、従来のSeraniみたいなぶっとんだ世界観やサウンドではなくて、ちょっと叙情的な歌詞やよーく聞いてみると怖い歌詞だったり。ドロドロだったり。聞いてるだけで安心するようなポップさというよりは女の子の心情をポエトリーに歌った感じに。でも、聞けちゃう不思議。
    そんな中で光ってたのが3rdアルバムに収録されてた曲のセルフカバー「地球人のカラダ ~the next stage mix~」いいなあ、これがあるとないとではこのアルバムの印象がすごい変わってたと思う。なにせ最後の曲の「メリーゴーラウンドジェイルハウス」が……聞いてみてください。壊れちゃったという設定かなあ。


    No.5 infinite synthesis /fripSide (2010/12/01)
    fripSideの第二章(ヴォーカルを変えてからの)1stALBUM.
    「only my railgun」「LEVEL5」「future gazer」など中毒しそうなタイアップ曲はあえてアルバム序盤に固めて、アルバム後半はオリジナル曲オンリーにしてあった。これはSatさんがアルバム内に既存曲が散りばめられてるのがあまり好きじゃないからとか。
    でいざ聞いてみると、「現代の小室サウンドの継承者」でありました。
    つまりトランス寸前のポップ、90年代に流行った小室サウンドを上手く今の時代に合うように昇華している作風、それがfripSideでありSatの作風。
    Satは小室哲哉から影響を受けていることを公言しているだけあって、その作風は現代の小室サウンドと言っても有り余る程の才能を持っていると思ってます。
    転調の仕方とか、曲の組み立てた方とか。どの曲もそれが凝りに凝ってて、なのに現在でも聴きやすい。先に述べた3曲はやはり秀逸。「future gazer」は聴きまくった。吉村作治さん、まだ信じていますか。エジプトどうですか。
    アルバムオリジナル曲では「crossing over」→「closest love」のノンストップ(風)なミックスがお気に入りです。ボリューム大きめで聴きましょう。


    No.4 The Revolutionary /9mm Parabellum Bullet (2010/05/26)
    9mmのメジャー3枚目。マジックディスクとは違ってこちらは正統派ロックで攻める。
    メジャー2ndでは従の作風とは違ったアルバムを作り、私はちょっと「ん~?」と思いましたが、今回の3rdではそれとはまた違った作風を見せてきました。そしてそれが私にピッタシマッチ!なんと全曲聴き応えがあり通して聞いても問題ナシ。
    具体的に言うと、今回の音作りはひたすらかっこよく作ってる。前作だとベンチャーズ意識のインストを入れたりと変化球を入れたボリューミーなアルバムだったのに対して、今作は全10曲、長さも33.3分という短さ。なのに、聴き応えがある。
    それは彼らがメジャーで経験してきたこととインディーズでやってきた衝動的作風を今作で見事合致できたから。映画タイアップもあったりで何かと盛り上がってきた9mmでも曲作りはちゃんと自分たちのスタイルを貫いてるから。
    それを表したのが8曲目「Finder」もともと初期からあった曲だけど今作になってやっと日の目をみる機会ができたとか。聞いてみるとこれがまたやたらと初期っぽいサウンド、あのテケテケ。あの。こうでなくちゃなあと思いました。ラストはキメキメ。


    No.3 マニフェスト /RHYMESTER (2010/02/03)
    2007年に活動休止してから4年ぶりのオリジナルアルバム。
    なんと今作はボーナストラックを除き全て客演ナシ!(と思ったけどMAKI THE MAGICのおっちゃんがこっそりラップしてた)なグレイゾーンテイストアルバム。
    そしてトラックはほぼ全て外注!JINはもちろん、BACHLOGIC,DJ MITSU THE BEATS,MAKI THE MAGIC,DJ WATARAIなどなどなど…なんと10代のトラックメイカーのトラックも。そんなキングオブステージの復帰を祝うようなアルバム。
    やはりこの2人はラップ巧者。Mummy-Dがマボロシでの活動とのメリハリをつけるようにちゃんとラップを分けていたのに加えて、今作はあのスキンヘッドのサングラスこと宇多丸のラップが驚くべきスキルアップ。特にライミングが怒涛。怒涛の押韻。Dくんの印象を薄くしちゃうほどの宇多丸のラップ、これは結構衝撃的でした。しかし他のアーティストにも祭られた「ONCE AGAIN」はそれほど好きではありません。BACHLOGICのトラックも良いとは思いますけど、やはり従来通りのサンプリングビーツの上でのラップが聴きとうございます。そういうわけでこのアルバムの後に出されたシングル「Walk this way」もそれほど琴線に触れなかったし、今作では動物DISで話題になったようななってないような感じの「K.U.F.U」のほうが好き。
    とはいえ食傷気味になるほど聞いた現在では、あっさりスープな「Under the moon」をヘビロテ。Hookがクールでアンダーザムーン。MITSUトラック好き。


    No.2 CRUISE /TAKKYU ISHINO (2010/08/18)
    待ちに待った石野卓球のアルバム。ただし6曲入りミニアルバム。とはいえ収録時間は42分。やはりテクノだと1曲1曲が長くなり、全て6分7分を超え。
    毎回アルバムごとに変化球を投げてくる人生を謳歌したテクノマエストロが放つ今作、アルバムで言うと2004年の「TITLE#1#2#3」以来6年ぶりのソロ。この6年が石野卓球にとってどんな影響を与えたのかを聞いてみるとこれが…これが…あっさり。あっさりテクノ。他の石野卓球のソロアルバムはアクが強いので、電気グルーヴは好きだけど石野卓球ソロはちょっと…な方でもこちらのアルバムならおそらく大丈夫なはず。そんなアルバム。「TITLE #2」とは真逆の、あっさりと聞けるテクノ。
    かといって"The Rising suns"みたいな壮大な爽快感があるわけでもない、喉越し爽やかなテクノ。そんなミニアルバムです。
    「spinout」のPVでもあるように、どんな人でも踊れる大人しめのミニマルをベースに、たまに「Hukkle」みたいにアクにならない程度の声ネタを入れて整える。そうだそうだ、特にこのHukkleは異色。Feb4→Spring Divideと鬱蒼としつつもアッサリとしたミニマルが続いていく中で、石野卓球らしいけどポップなんだなあという逸曲でした。


    No.2 THE BEST OF スチャダラパー1990~2010 /スチャダラパー (2010/02/24)
       & BEST SET /TOKYO No.1 SOUL SET (2010/02/24)


    この2枚の扱いに迷いましたが、同率一位としました。
    そもそもこの2枚は意図的に同じ日に発売されており、そしてスチャダラパーとTOKYO NO.1 SOUL SET(以下T1SS)のコラボレーション曲がそれぞれに入っているからです。
    まずこちらの2枚のアルバム、2つともベストアルバムです。特にスチャダラパーにとっては初のオールタイムベストアルバム。これまでレーベルを変える際にソニーと東芝からはその在籍期間のベストアルバムをだしたことはありましたが、やっとこさでのオールタイムベストです。そして2組とも、20年選手。20年ずっと現役でがんばって参りました。その20年間の軌跡がこちらに収録されています。そして先に書いた新曲ですが、これまた意図的に、スチャダラパーのベストのほうには「T1SSっぽい新曲」が。T1SSのベストのほうには「スチャダラパーっぽい新曲」が作られました。聞いてみるとわかりますが、スチャのベストのほうに入った新曲「NEVER ENDING BEATS feat.TOKYO NO.1 SOUL SET」は重厚なストリングスから始まって、最後に渡辺俊美のヴォーカルでかっこよく締めるスチャらしからぬ曲。T1SSのほうに入った新曲「STARDUST feat.スチャダラパー」はファンキーなグルーヴに3人の掛け合い的ラップが乗ったスチャっぽい曲。そんな互いにLB NATIONのメンバーとして、なにより旧知の間柄として互いに頑張ってきた2組だからこそ、この20年の重みがすごい。
    スチャダラパーでいえば、「スチャダラ大作戦」から「5th WHEEL~」までの掛け合いラップ、「偶然のアルバム」から「FUN-KEY LP」の、ブギーバックファン・オリーブ少女を突き放したファンキーでタイトでキメたラップ、「9th SENSE」以降のストレートでトラックがバリエーションに富んだ曲など、どれも聴いててやはり良く、
    T1SSは一貫してどのアルバムでもBIKKEがラップ、俊美が歌い、川辺ヒロシの卓逸なサンプリングスキルを魅せつけるというスタイルがわかる。そしてこのBEST SETのみ、さらにもう1曲新曲として、アルバム「9 9/9」に収録されていた「SUNDAY」のセルフカバー「SUNADY 2010」が収録されてます。PVにサッカーゲームと監督と選手っぽいことをしてたせいか、今年のワールドカップで日本が敗退決定した時にSUNDAY聴きまくってた。2010は合唱してたパートが渡辺俊美のソロになってたりとちょこっと違う。そんなT1SSの曲を通して聞いてみると「ロマンティック伝説」のような、T1SSにしか作れないであろう曲がやはり好きです。サンプリングもエグい。ラップも衝撃的。渡辺俊美が歌って相乗効果。「ヤード」なんてT1SS知らない人に聞かせたらどんな反応がするだろう。それほどのオリジネイターです。
    そんな20年選手の2組のベストアルバム、20年って、すごい長い、なのにアルバムとして聞いてみると1時間ちょっとでした。そんなSTARDUSTなオジサンたちをこれからも追い続けたいと思います。ガンバレ!


    こんな感じでかけた。よかった。
    今年は正真正銘2010年のアルバムのみでかけて、よかった。

    来年もアルバムいっぱいきける。
    よかった。
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