ALBUM TOP 10 in 2012
2012年のアルバムランキングでも作るかって思った時に、パッと1位はなにか、2位はなにかって、決まらなかった。
今年はなんかまあ、そんなもんか。そんなもんだね。
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今年はどんなアルバムを聞いただろう
と思い、iTunesで2012年リリースのアルバムで抽出してみたら、それほど聞いてなかった
それこそ10枚ちょっと。こんなもんか。
でもそれでも10枚聞いてるっていうことは、今年もなんだかんだで
まだ音楽というものが自分の中で必要とされてるって分かったんで
それはよし。
以下。
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No.10 ハルカリノオカワリ /HALCALI (2012/05/30) | |
![]() | 正直、今のHALCALIは昔のHALCALIとは違います。 具体的に言うと、今はラップグループというより、女性ボーカルデュオです。 アルバムで言うと『TOKYO GROOVE』を2010年に出したあたりから。で、それをどう見るか。私は、良かったと思います。先述のアルバムの「ZIG ZAG SATURDAY NIGHT」という曲では、まさにそれが顕著に現れてて、本人たちも「昔の私達ならもっとラップを詰め込んでた」って言うぐらい。 そんな彼女たちの、ニューアルバム。 今回はO.T.F.(RIP SLYMEのRYO-Z,DJ FUMIYAによるプロデュース)曲がメインとなり、過去にO.T.F.プロデュースで発売された「タンデム」や「ストロベリーチップス」なんかも再収録するっていう、なんかベストアルバムなのかオリジナルなのかよくわからない、どっちとも取れるアルバムに。 アルバムのメイン曲は「今日の私はキゲンがいい」ですが、これを聞いてると過去のHALCALIとの対比が強くなり、やっぱり昔のHALCALIが、具体的に言うと『音樂のススメ』のHALCALIはもっと良いなあ。って思えてくる。 悪くないんだけどねー |
No.9 ユメノキセキ / (2012/02/29) | |
![]() | アニソン歌手として2008年にデビューした喜多修平さんの1stアルバム。 アニソンが好きでこの業界へオーディションを経て登場し、以降その熱意と歌唱力で様々なアニソンを歌いあげてきた喜多修平さん。 彼の声、好きです。歌っていて熱意というか、感情が溢れだしているのが音源からも伝わってきます。一度ライブで見たことがありますが、声も音程も、ついでにMCも外さない、優れたアーティストでした。 そんな彼のアルバム、さすがアニソン歌手とあって収録曲の7割8割がアニメ/ゲームのタイアップ。このタイアップ、アニソン歌手としてなら、本望でしょう。 実際収録曲のアニメをいくつか見ましたが、一番有名なのはやはり『夏目友人帳』のOPとなった「一斉の声」なんでしょうね。アルバムの最後に入ってるってのがまた、憎らしい。この曲で知名度アップしたのは言うまでもありません。でも私が聞きたかったのは「世界の果てに君がいても」です。是非、喜多修平ワールドを堪能してみてください。 |
No.8 Grinding Sound /TOKYO No.1 SOUL SET (2012/03/14) | |
![]() | うーん、うーん、うーん。どうなんだろうこのアルバムは。 私はTOKYO No.1 SOUL SETが大好きです。 いわゆる三部作と言われてた99年までのアルバム3枚や、そこから2004年に復帰して以降のアルバム3枚も好きです。 が、このアルバムはどうしてだろう。これといって引っかかる曲が1つもない。 何度聞いても、無い。なんだろう、SOULSETだからこそって曲はあっても、その中にピンと来る曲が無い。理由も分からない。シングルカットは無いが、今回のメインの曲となっている「Runaway」もなんか締まりの無い中途半端な曲…って言うとボロボロな感じに見えるけど、アルバム自体はとても丁寧にまとまってると思う。SOULSETお得意の壮大感がある。相変わらずインスト曲(「Unknown Dream」など)では泣かせるかのような綺麗なメロディを作ってくれてます。 今Amazonを見に行ったら衝撃を受けました。3月に発売したアルバムなのにまだ1件もレビューが無かった。SOULSET、頑張れ! |
No.7 STEREO WORXXX / (2012/03/07) | |
![]() | capsuleは、安定したなあ。 こっちの路線で安定するとは、『FRUITS CLiPPER』を聞いた頃からは想像もつかなかったけど。でも安定して、上質なディスコ向けエレクトロ/ダンスビート。 聞けば体が動き出す、頭が動き出す、頭に体に利くサウンド。 「Dee J」って曲なんてまさにそれ。 2DISC仕様で、2枚目には収録曲のExtended-Mixが収録されてます。 テクノのMIX CDみたいなもんで、どの曲も攻撃的ながらも様々なサウンド展開がされてて、おもしろい。ただ今の私が『PLAYER』『WORLD OF FANTASY』とこのアルバムの違いを明確に示せって言われたら、言葉に詰まると思う。 capsuleの昔の姿は、きゃりーぱみゅぱみゅに引き継がれたってことで、 よろしいんでしょうか。 |
No.6 D-Formation /茅原実里 (2012/02/29) | |
![]() | 茅原実里さんの、4枚目のアルバム。 私は1st,2ndアルバムが好きなんですが、このアルバムは、ちょっと、イマイチ引っかからなかった…かもしれない。3rdアルバムは、どうだったかなー。過去にアルバムレビューしてたかも。 アイドル歌手・声優として売りだされてますが、 私は普通に「一歌手」として見てます。だからこそ、この順位にしました。 そういう視点で見てると、このアルバムがコンセプチュアルなアルバムでありながら、イマイチそのコンセプトが掴みきれなかったのではないか?という疑問が湧いて来ました。コンセプトは「電脳アリス」、その電脳アリスをどう描くか。それは、エレクトロなトラック群。収録曲のうちシングル曲で言えば「planet patrol」「KEY FOR LIFE」、アルバムのリード曲「Dream Wonder Formation」なんかもそう。エレクトロなトラックによく合う歌い方をしてるなあ。 でもこのアルバム、最後に収録しているのが「Freedom Dreamer」というバリバリのロックサウンド。シングル曲だったので収録せざるを得なかったんでしょうが、かなり場違い。本人曰く、前曲の「夢のmirage」がエンディングで、この曲はエンドロールみたいな曲、なんだって。「夢のmirage」は確かに、淡々とゆったりとした、子守唄みたいな曲。でもちょっとスケール感もあったり。 そんな曲とのギャップが「Freedom Dreamer」を引き立たせてて、実はこの曲順、好きです。というか最後に「Freedom Dreamer」を持ってきたのはアリです。 返って良い味、出てました。 |
残念時間が
今日はどうしても時間がなかったのです、
日付またぐ意味なんて無いかもしれませんが、今までの記事見てて思ったんですが
一気にTOP10も書いてたら記事長くなるわ
ってことで、ちょっと休憩入れてから、すぐTOP5の記事も書きます。
なんだかんだで、今年の音楽、興味もててた
よかったよかった
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