いつか復活するぜ!
 
 
 
 

 
 
観てきたから

『カイジ 人生逆転ゲーム』公式ビジュアルBOOK


さっそく感想でも書きたいのですが、
その前に映画のレビュー・・・それどころか
劇場で映画をみたのも・・・5年ぶり?ぐらいなので…。
初々しさが目立つやもしれませんが、それはご愛嬌

まず信条として
1.ネタバレは極力控える。それがレビューだからっ
2.面白い・つまらないという一言では片付けない。監督に失礼だからっ
3.わかりやすく書くけっど、内容とかすぐ忘れるから曖昧にっ


というか、観終わったのが午後5時30分頃で、
帰ってすぐ書こうとしていたんですが、
なぜか手がDSを握ってて、気付いたらポケモンをしてて
気付いたら10時前でしたので、セリフがもしかしたら誤植してしまうかもしれないという、
そういう点が怖いだけで、
よくわかりませんが早速かきます。


[はじめに]
ほぼ原作通りなのでファンなら観て損は無し
 公式サイトを見る限り、やるゲームが「限定じゃんけん」「鉄骨渡り(ブレイブ・メン・ロード)」「Eカード」の3つだったので、いかに2時間でそれを消化するのか、という所が個人的に一番気掛かりでしたが、結構内容に没頭してたら、すーっとゲームが終わってて、いつのまにか2時間が経ってたんですが。ちゃんと原作を見ていましたが、やはり手に汗、握っちゃってましたっ(特に鉄骨渡り)。なのでその面は、心配する必要もありません。そりゃ多少は、内容を省いたところも多々ありましたが、観る分には気にならないレベルです。
 また、第2の懸念ポイントに遠藤を演じるのが天海祐希さんで、まさかの女性キャストということがありますが、これはちょっと観終わった後に、いろいろ疑問点も残りました。が、そこは安心を。悪い女ですから、コイツ。良いヤツなんて、所詮カイジの世界にはいません。楽しみましょう。しかし…やはり女性がいると、場の空気が少し軽くなるんですね。男(クズ)しかいないからこその、場の重さとか。

[序章]
ホウキを華麗に払うフリーター伊藤開司
 原作通りの、その日暮らしで、フリーターとしてバイトをするも、どうも力も入らず、スクラッチくじなどをしてつまらない人生を過ごす毎日。そんなカイジが、ついに世間への鬱憤が溜まりすぎたのか、駐車場の車にやつあたり。その車の持ち主が実は…。
 という、原作とちょっと変えてみた(やはりタイヤをパンクさせちゃだめです)感じでしたが、いいヘタレっぷりが出てました。華麗にホウキをササササーッとしてみせる様にちょっと吹いた。その後、借金の連帯保証人になってたカイジが、借金借主の友達が逃げたことを遠藤から聞き、あーだこーだ罵られた挙句、エスポワール号へうまいこと乗船させられます…。つかみはバッチシ。

[限定じゃんけん 編]
FUCK YOU!!!!!!!!!!!!
 エスポワール号に乗せられたカイジは、同じく船に乗り合わせていた、同じく借金返済に困ってるような男共(クズの集まり)が集まるフロアーにいた。そこに利根川登場。ルール説明のあと、限定じゃんけんが始まり、カイジはそこで…。
 出ました。名言。さすが利根川さすが。利根川役もそういえば香川照之さんで、原作特有の貫禄と、渋さが出ているか気になっていたところですが、なんと香川さん…上手い。貫禄というか、ドスンと居座るような存在感・オーラが十二分に出てました。ちょっと、終盤ではコミカル(笑)なキャラになってたけど。あと、船井役の山本太郎さん、石田おっちゃん役の光石研もそれぞれなるべく原作に忠実なキャラ設定でした。特に船井…さわやかに近づいてきて、カイジを失意のどん底へ突き落とす様、まさに外道!外道といえば安藤とか、やくじゃのおっさんは出てませんので、この限定じゃんけん編、実は、すぐおわります。でも見ごたえがあった。

[地下王国~鉄骨渡り 編]
キッンキンだぜぇ~!
 地下王国へと堕ちたカイジと石田のおっちゃん(理由は見てのお楽しみ。原作とかなり変えてます。)そこでは、帝愛グループ会長・兵頭のための核シェルター建設のための強制労働が行われており、カイジ含む”人生の敗北者”はそこで厳しい労働を課せられる。また、月々の給料はぺリカ(地下王国独自の単価:日本円の1/10の価値)で支給され、ぺリカで月末にはビールや焼き鳥、柿ピーなども買える。ちなみに、ちゃんと飯・シャワーはできる。
その後(ちょっと)いろいろあり、カイジは佐原(地下王国で知り合った人間:松山ケンイチ)と石田のおっちゃん、その他数名と共に、目隠し・手枷をされた状態でどこかへ移動させられる。ここは…ビルの屋上。そこに利根川登場。渡されたのは、1000万円と換金できるチケット。今回もまたゲームをして、勝ち残るというものであったが、そのゲームとは、そこから250メートル先にあるスターサイドホテルへ、ホテルとビルの間にかかった、細長い鉄骨を渡っていくものだった。更に、鉄骨には電流が走る。ここでカイジは、壮絶なドラマを迎える。
 と、あらすじだけでも相当なものになりましたが、まずは地下王国。強制労働の酷さが、十分に映像に表れていました。(でも主人公だから、どうせ脱出するんでしょ!って思いながら観ると面白くなくなるので思わないようにしましょう)石田のおっちゃんも含めて、とにかく働く、働く、働く。ただ、帝愛側の従業員が、やたら"にこやかだった"のには、なにか嫌な優しさも感じてしまいました。そしてなにより…カイジが、班長より特別にもらったビールを、額に当てて『キッンキンだぜぇ~!』といった所で、ビールのすばらしさを再確認しました。
 鉄骨渡り編は、一番手に汗握るシーンでした。やはり原作でもアニメでも、一番心に残っているのはこの場面です。「やるか、やらないかではなく、やらなくちゃだめなんだ」という利根川のセリフ通り、カイジたちを含めその場にいた元地下王国労働者には、”やる”しか選択肢がなかったっ。だから、カイジ達は、やった。渡り始めた。その後、もちろん鉄骨から落ちてしまい、命を無くした人もいましたが、そんな様を見てみんなを励まし続けたカイジは一体どんだけいい人なんだ。あ、正義感が強かったんだ。後は大体…原作どおりなので、そのまま。にしても石田のおっちゃん、やっぱ最後のあのシーンは実写化しても見ててつらかった。
[Eカード 編]
蛇になってくれてありがとよっ
 その後勝ち残ったカイジは、奥の部屋で利根川と”Eカード”というゲームをすることに。(ルール説明は、ちゃんと映画のほうでしてくれるので初見の方も安心っ)そこでカイジは、利根川と3回勝負することになるが…。そしてそこに遠藤、更に帝愛会長の兵頭までいて…戦いは、最終決戦を迎える。
 時間的にも、Eカードが最後なのかなと思いましたが、このシーンでは利根川役の香川さんが大・爆・発(良い意味で)。3回戦目で、ついに真剣勝負をすることになった際の、カイジの出すカードを読んで読んで読みまくっている時の心理描写の表現たるや、相当なもの。内容自体は、原作どおり。あ、ただ…。ネタバレにならない言い方で言いますと、”ちょっとグロい発想がありそうなシーン・10秒ほどの痛々しいシーン”は映画ではカットです。ちょっと、そこをなくして大丈夫なのかと思いましたが、一般向け映画なので、その程度の配慮は飲み込むことにして。そして遠藤さん…。まさかあんたが、そんな風に絡んでくるなんてっ。ここはオリジナリティ高かったです。

[エンディング]
私がいい女なわけないでしょ~
 カイジは、ついに自由を手にした…のか?どうかは、劇場でお確かめください。Eカード編が終わった後は、矢継ぎ早にエンディング。ちょっとだけですが、ここで今まであった重っ苦しい空気を払拭するような、そんな感じの展開でした。エンディング、10分ぐらいでしたが。
 エンディングを見てたらついあくびが出てしまうほど、”良い”というか、”ほほえましい”エンディングでしたが、遠藤さん、最初から最後まで出てくるとは、なかなか出たがりですねっ。そりゃそうだ、天海祐希さんだもの。というかYUIの曲が2曲もテーマ曲になっていたのはわかりますが、まさか"劇中歌"がおわって間も無く、すぐに"主題歌"が流れ出すのはちょっと…。YUIオンパレードでした。なので、申し訳ないですが、終盤はちょっとYUIの挿入歌がくどかったです。本編はじまってすぐくらいに、挿入歌1を入れて、エンドに挿入歌2を入れるのでは、いけなかったのでしょうかっ。でも…HAPPY




というわけで長々と映画の感想を、無事かけたので、
一安心している私ですが、
この映画が伝えたかったこと、それは
終盤より、中盤のセリフの中に隠されてるので
みなさんは、中盤あたりになったら、ちゃんと耳を貸して聞いてください。
いいこと、言ってます。

そしてこの終わり方は…
続編は、無い、か。
でもそれもまた、よし。
よしよーし。
カイジくんありがとー。いい映画をありがとー。
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No.1366|BM Genre : ブログ > ちょっと聞いて
 
 
 
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2009.10.12 09:38
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2009.10.24 09:25
 
 
 
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