いつか復活するぜ!
 
 
 
 
 
 

 
 
じゃあ
総決算
しましょうよ。

生憎にも今週のFC2のトラックバックテーマが「第877回 「ベスト・オブ・ミュージック2009!」」なのですが
それとはまた別のベクトルで。

ナゼナラ
昨年通り、「2009年に聞いたアルバム・シングルのベスト、なのだからっ!!!」なのだから。
ま、そういう説明はさておき、さっさと書きましょう。書き始めたら2時間くらいかかるのだから(本当)






と、その前に
今回は色々メモ帳にノミネートしすぎたので
ランク外から。

・FLASH BEST(capsule)/09.08.26
 …ベストアルバムのはず…なんですが、どうにも初期~中期の曲が入っていないのです。
  今のcapsuleが今の音楽にだけ固執するならこの曲順も頷けますが
  私はそれだけのcapsuleに対しては興味激減です。

・新世紀のラブソング(ASIAN KUNG-FU GENERATION)/09.12.02
 …あまり聞き込んでないのもありますが、今までとは違うアプローチという触れ込みだったので
  期待して聞いてみると、たしかに冒頭の出だしの歌い方がいつもとは違って「おっ」と思ったのに
  なんだ中盤からいつものアジカンだ、ということで。悪くはないんだけどTOP10には至らない。


という流れで、10位から4位~
カウントーダウン!




[10] traek /SCUDELIA ELECTRO (1999/03/03)
なんだお前は、10年間違えてるぞ、それは1999年だぞ、
いいえこれは…このアルバムは。
実はスクデリファンになった後から聴いていたのでもう数年間聞いているので今更すぎると自分で思うのですが、恥ずかしいことに今年になって運命的な曲と出会いました。
10曲目の「楽園」という曲。
この曲に時には震え時には幸せな気持ちになる歌詞に目を凝らすと寂しくなったり。
そういうわけで楽園の存在がかなり大きいのですが、他にも前から好きだった#4"Monday’s Been Killed By Yesterday "や#2"ミラージュ"なんかも、好きですねぇ、とか言ってたら、どの曲も好きになってしまいました。しかしここは2009年、1999年のアルバムに良い良いって言い続けるわけにもいかないので。殿堂入りです。

[9] Cold Edge /9mm Parabellum Bullet (2009/09/30)
まさかのシングルとしての登場ですが、9mmです。
実は9mmはコレの前にBlack Market Blues(以下BMB)というシングルを出してまして、色で言えばそっちは赤、こっちは青。BMBは何度もループ再生しまして、激しく掻き鳴らしたサウンドや間奏の怒涛の演奏にもわかるように、アツい曲ということがわかりました。
そして一方こちらのcoldegdeはタイトルからもわかるように熱さを抑えたように淡々と演奏して(アウトロで大暴れするんですが)、しかし演奏のテクニックは上手いんですね。
その結果、初期の9mmのような旋律が美しい曲となりました。しかも切ない。
9mm聞いてて切なくなれるって。その驚きが大きくて9位です。アルバム楽しみ。

[8] 空想ルンバ /大槻ケンヂと絶望少女達 (2008/01/23)
次もシングルなのですが、こちらも2008年の曲という、今更感がありますが。
私はこの曲で大槻ケンヂを知ったニワカ者なんですが、同主題歌の前の奴(人として~)よりもこの後出した奴(林檎もぎれ~)よりも何よりもコレなんです。誰が言おうと譲れない。なんだこの曲は、と。ものすごくアツくてものすごく切ない、
たった1曲でこんなに切なくなれるのか。
なぜか、と自分でもわからなくなり聴き続けてるとわかったのが、大槻ケンヂの存在。大槻ケンヂの歌唱力と言うのが、単に歌い上げるのではなく大げさに、それこそオペラのように大らかに歌っているような歌唱法なのですね。その結果、ロックサウンドが壮大な曲へと変貌を遂げた。だから私は、今もリピートし続けています。
そしてカップリングの「恋路ロマネスク」も凄い。
カップリングなのにシングルカットしてもいいぐらい良い。
切なくて切ないし切ない。そんな曲。カラオケでもお世話になってます。

[7] シャンブル /ユニコーン (2009/02/18)
ユニコーンだ!ユニコーンが帰ってきた。私もかなり前から奥田民生を愛聴しておりますのでそうなるとどうしてもユニコーンの存在は外せなく、
往年の名曲「働く男」「雪の降る街」「すばらしい日々」を敬愛していたのですが、
このシャンブルというアルバムは危ない。
何があぶないって、往年の名曲に並ぶほど良い曲が多いということ。
ユニコーンらしく、今回のアルバムでもやはりみんながボーカルを取ってるのですが、みんな良い声で。そしてさりげなくおっさん臭もして。
そんな中。そんな中です。
「HELLO」なんだこれは、なんだこの壮大なロックは。
最後の曲なのですが、ボーカルは奥田民生、作曲は阿部義晴。無敵の2人。
素直にロックで、演奏力とか歌唱力とか(備わってますけど)そういうのを度外視にして
素直に、「かっこいい」と思えるロックに出会えた気がします。
それぐらいこの曲の存在が大きかった。もし「WAO!」じゃなくて「HELLO」がシングルカットされてたら…と何度も思いましたが、
それはちょっと、ユニコーンにとって、荷が重い気がした。

[6] マボロシのシ /マボロシ (2009/03/25)
マボロシというのはHIPHOPとROCKを合わせたアーティストで、メンバーはMCのMumm-D(坂間大介)とギタリストの竹内朋康。そんな彼らが"活動休止"を前にして出した3枚目のアルバムなのですが、なんともこのアルバムカッコイイ。
2ndアルバムが愛や恋だのをメインにした結果、1stよりも評価を落として、私も実際イマイチな感じだったのですが、この3rdではマボロシが本領発揮。
コラボレーション曲としてそれぞれ3曲、さかいゆう・クリスタルケイ・椎名林檎を客演として呼んでいますが、それぞれ3曲とも素晴らしい。甲乙付けがたいぐらい様になってるんです。特に推すとすれば「記念日 feat.さかいゆう」。さかいゆうの声に痺れる。
あと単純にDがカッコイイ「ワンモアヴァース」「ヒーロー」も好きですね。あと竹内さんのラップは「味がある」とDがいっているように、なんだか煙ったい独特のフローが面白いです。
全体的にこれまでより洗練された感じのアルバム。また復活してほしい。

[5] JOURNEY /RIP SLYME (2009/06/10)
RIPとの出会いも相当古いのですが、このアルバムを聞いてすぐに感想のブログを書こう書こうと思っていたのに、なんと書けていなかったのです。しかしやっとここで書くことが出来る…と感動に打ち拉がれる暇もなく感想を。
このアルバム、これまでのどのRIPのアルバムよりも「あっさり」しています。
というのも、トラックが全て軽い(けど面白い)そして曲数もいつもより少ないせいか。
異様に、あっさりしていました。あと癒しという要素が強かったり。
"Journey"とか"Beauty focus"なんて旅のお供に、聞きたくなる。パスポート的な。
そしてトラック面では、オートチューンやシタールのソロを積極的に取り入れたり。
そういう今までのRIPとは違ったアプローチに気合を感じた。
全ての曲がテーマが統一されてて、通して聞きたくなる良いアルバムでございました。

[4] 心臓 /KREVA (2009/09/08)
実はKREVAの曲をシングル単位でならいくつか聞いたことがあるんですが、
アルバムを聞くのはこれが初めてです。RIPがいけるならKREVAもいけるだろうと
踏み込んでみたわけですが、聞いた感想としては…クオリティの高さに驚き。
全然いけます。RAPの巧者でありトラックメイカーであると実感。
あとコンセプトも面白くて、前半はメロウで愛だの恋だのについてラップ、
後半はKREVAの世界観たっぷりの、面白・カッコイイラップを披露。
こういう両局面でもラップができることをうまくアピールしてますね。
SKITとかレゲエ調だしっ。
前半は"tonight"がまさかの全編オートチューンというKREVAしか成しえない事をしてたり、後半は"ACE"から"この先どうなる?"まで本当にカッコイイ曲が目白押しだったり。
このアルバムのおかげで私はKREVAにドハマり。過去のアルバムも…そのうち聞こう

[3] LOVE YOUR LIFE /石田ショーキチ (2007/09/19)
ついに念願叶って聞くことができた、石田ショーキチのソロアルバム。やはり内容は石田ショーキチらしい、石田独特のメロディに、石田独特のハイトーンボイスを乗せたものですが、実はかなりロック。エレクトロよりも実はロック寄りです。
そして趣味全開。スターウォーズからビートルズ、往年の名曲のカバー、そして車。
そんな中ひときわ輝いてて想いが詰まったエレクトロニクスな名曲"Seth"が素敵。
歌いだしからサビまで全てが石田風。これだからショーキチはたまらない。
あとメロディが素敵な曲も"砂の城","You may be..."みたいに多く、全ての曲が普遍的に素敵で好き。そして所帯持ちになったせいかはしらないけど、とにかく優しさに満ちあふれたアルバムなんです。「君は誰かに愛されている」と華やかに歌ったり。亡くなってしまった盟友のギタリストを弔ったインストだったり。
そんな優しさと歌詞の世界観に、どこか共鳴したり。どこか感心させられたり。
とにかソロアルバム1枚目は、優しさに満ちあふれたステキなモノだったのです。

[2] 11 /スチャダラパー (2009/03/25)
マボロシのシと同日発売のアルバムでございますが。このアルバムは本当に凄い。何が凄いって、全ての曲が本当に捨て曲ナシで、曲順もベストで、トラックもSHINCOの才能がすさまじく煌めいてて、完成度で言えば過去の11枚のアルバムの中で一番ではないかと思わずにいられません。本当にもうこの人達はまったく…感動ものです。
ちなみにこのアルバム、従来のスチャダラパーのアルバムと比べたらファンなら気付くはずですが『明らかにふざけた感が少ない』のですね。メッセージを、直球で、ドストレートに伝えている。これはもはやスチャダラパーではないと危惧されたレビューも見ましたが、後にインタビューを見た時にびっくりしました
曰く、『直球だってこと自体が変化球』…
さすがに一筋縄ではいかないわけで、いつもと違ったことをしようとした結果、全てがストレートなメッセージになったんでしょう。それって、ずるい。
だって普通にカッコイイスチャがいつもよりマジメにやって、しかも今回トラックが全てかっこよくて、普通に良いアルバムになってるってずるい。
つまり、全曲の感想かいてたらまたすごく長くなるので、アルバム全体の感想までに。とりあえず「ライツカメラアクション」を聞いてもらえれば、わかると思われます。
あ、マジメマジメとは言っていますが、さりげな~く面白いことも、言ってますよ
「おげんこ~!」

[1] Mirror feat.Salyu /WISE (2008/07/23)
先に言います、すいません。1位なのにシングルです。しかも2008年です。
これにはもちろんワケがあって、2008年に1度だけPVを見ただけで、その時はなんともなくて。その後、WISEが今年出した「LOVE QUEST」というアルバムに収録されていて再び聞く機会があったのですが。気付いたのはその時。
言葉では確実に言い表せない何かを感じたのです。
おかげでMirrorに関する記事を2回も書いてしまった…それだけこの曲が好いてしまった理由は、Salyuの存在が大きい。
前の記事にも書きましたが、Salyuの声には力強さを感じる、
だからメッセージがとても伝わる。
「強く抱いて離さないで 君を苦しめて君を守る孤独を」
そんなサビが描くのは、心の中に映るもう一人の自分。
そしてそれを盛り上げてくれるのが、メインであるWISE。WISEのラップって若干鼻声なんですよね、だからトラックに相まってSalyuの声と相性ピッタリ。WISEのラップも、好きですよ。そうそう、トラックはピチカート・ファイヴからのサンプリングらしいです。
そんなわけでシングルが1位。この曲の歌詞を何度も見直して、そして自分の中にある"強がり"みたいなものに気付かされました。感謝を。



というわけで個人の感想をベラベラかかせていただきました、
私はもう満足なので今年を無事に終えられるので今ガキ使みているのですが

それにしても

来年も良い音楽に出会えますでしょうか。

それを願いながらそばmogmog.
mogmogmog.
  20:17  | MUSIC | Comment:0 | Trackback:0 | Top
No.1669|BM Genre : ブログ > 日常雑感
 
 
 
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