いつか復活するぜ!
糸井さんに感化された、わけでもありませんが、
彼方からの手紙」という曲に文を添えようと思います

PV:


この曲は1993年に発売されたアルバム「WILD FANCY ALLIANCE」の最後に収録された曲で、
その前の曲"リトル・バード・ストラット"と比べると、あまりものテンションの落差に思わずぞっとしたりも。

実際聞いてみると、トラックがアルファ波を続々と出し続けるストリングス、
たまに入るSHINCO特有のスクラッチ・サンプリングサウンド、
聞いてるだけで大自然にいる気分になれます。
PVからもわかる通り、もののけ姫に影響されたとか、されてないとか(コメンタリーより)

で、リリック(歌詞)を見てみると。
書いてるのは、聞いてる人を都会かどっかへ上京した人への手紙のような内容。
歌詞:http://j-lyric.net/artist/a0005dc/l01f4a9.html
お元気ですか
いかがお過ごしでしょうか?
からはじまり、
君もはやく来たらと思う
それだけ書いて 筆を置く
で終わります。

パッと見すると、そんな彼を心配するかのような歌詞。

ちなみにこの歌詞を大麻のことだと結びつける人もいます。
最初どうしてそういう考えになるかわかりませんでしたが、
"葉っぱ"っていう言葉とか、普段見えない情景を歌ってるからなのかなぁ…
ANIもコメンタリーで"物議をかもした…曲ですよ"と自嘲気味。
しかしそういう発想をする理由もわかります。
ヒップホップにまとわりつく"自由"とか"ディーラー"のイメージをつい割り当てがちになるんですよね、
それで"真っ赤な眼をしたフクロウ"とか歌ってた人は実際に御用されましたけども。

話を戻して、糸井さんはこの歌詞についてこんな感じでコメントしてました。
http://www.1101.com/darling_column/archive/2_0326.html
順番のつくような、どんな価値を持っていても、
その順番は、もっとすごいやつに追い抜かれるし、
その価値は、年齢や動機の喪失やなんかとともに、
だんだん減っていってしまうだろうけれど、
「いまここに、あいつがいたらなぁ」って
思われることの価値は、永遠なんだよ。


よーくみると、至極当然、当たり前のことを書いています。
しかし忙しい日々になれると、忘れがちなことを書いています。
何もかも順番や順位で競ってしまうようになってからは、
人間ってのは没個性的になりがち。

それで順番や順位に驕ってしまって、結局人間性は薄くなる。
それじゃなくて、もっと人間として大事なのは、
みんなと楽しくいろんなことしたりして遊んだりして、
ワイワイと過ごしてた小学生の頃の心。
これを忘れないでいてくれ、という
スチャダラパーからのメッセージ。

そんな気がしているのです。
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