いつか復活するぜ!
久々に、数年ぶりに、200Pを超える活字本を読みました。

虹色ディップスイッチ―ファミコン業界クエスト (Login Books)虹色ディップスイッチ―ファミコン業界クエスト (Login Books)
(1990/04)
堀井 雄二


かつてあった『LOGIN』という雑誌に連載してたコラムと、
中村光一(チュンソフト代表)、宮本茂(任天堂)、さくまあきら(桃太郎電鉄監修)の3名との対談を収録。
1990年という時代(スーパーファミコンが出る前)を考えると、かなり豪華な組み合わせ。
実際に本誌の中でもこれでもか!と各々の巨匠っぷりを持ち上げておいて(中村さんはプログラム側ということで陰日向だけど)
ある意味本誌のウリはその対談な気もしますが、個人的にはコラムのほうがとても面白く読めました。
対談の内容は、同じ職業柄とインタビュアーの移行もあって、ゲーム開発の話題のみです。
しかし、コラムにはライター時代の話、(システムからみた)ゲームレビュー、中学高校大学の話、
NTT伝言ダイヤルの話、麻雀狂いの末内臓破裂の話、
もちろんドラクエの1,2,3の話や、果てはエジプト旅行・スペイン旅行の話までバラエティに富んでました。

で、今回この本読んでて思ったのが、"読んでて苦にならない"ということですっ。
私はそこそこ活字アレルギーで進んで文庫本やこういう文字だけの書籍は読む気にはなれません、
実際これも、1ヶ月前から読もう読もうと思っても200P以上あるんで、読む気がおきませんでした。
…が、これはすらすら読めた!(とはいえ他ごとしながらなので6時間ぐらいかかったんですけど)
なんでだろう、と思ったけど、結構理由は単純で
1)興味のある人の書いた文だから
2)連載と同じく、全27回に分けてるので区切りがつけやすい
3)1つのセクションが5ページほどなので読みやすい
4)合間に、表紙絵のような挿絵が入る(大学時代の漫研の後輩が描いてます,だって)
5)文が読みやすい(もともと雑誌がライトユーザーをターゲットにしていたから?)
6)先述の通り、内容がバラエティに富んでたので飽きがこなかった

…こうしてみると、まさに"活字アレルギーなゲームファン"に最適な一冊
あ、ちなみに1セクションごとに絵は1,2枚入りますがその分文章が少ないわけでもありません、
読み応えがあります、あるからこそ読むのに結構時間もかかりました。
加えて、ゲーム用語がわからない人のために脚注もついてます(攻略本,任天堂から32K,512といった数値まで)

あとは、ドラクエの開発秘話や発売される前のインタビューをみて、
「あ、これはもしかしてあのことを言ってるのかな」とニヤニヤしたり、したりして
十分楽しめました。








では感想ですが






チュンソフトの技術ってすげー!
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